「スズラン群生地の研究」市役所報告会(2月15日)

令和3年2月15日(月)

笛吹高校植物研究部では令和元年に笛吹市芦川支所からの依頼を受けて、近年減少傾向にあるスズラン群生地の保護に向けた研究を進めており、このたび、その研究成果をまとめ、提言と併せて笛吹市役所において研究発表会を行いました。

この2年間で16回の現地調査を行い、土壌水分、森林の照度、ドローンを使って上空からの植生の空撮などを行い、調査結果として「芦川源流域スズラン群生地の四季」として報告書を作成しました。報告書にはスズランはもとより芦川源流域で生育が認められた約150種類におよぶ植物の生態などについて触れられていて、山下市長からはお褒めの言葉とともに観光資源としての保護や活用への明言をいただくことができました。なお、作成した冊子については地域の自然を伝える教材として市内小中学校(19校)に配布する予定です。