こんにちは、フォークソング部です。

 年内最後の活動として12月25日~26日と愛知県での第5回軽音楽中部大会に参加して来ました。

今大会は動画審査での予選を経ての本選となります。本校からは3年2名と2年2名から成る4人組バンドの「無心(むじょう)」が出場となりました。
出番はまさかの大トリでしたが、待つ時間にも見直しを欠かさず最後までメンバーで調整をしながら本番に臨みました。
オリジナル曲の「雪華(せっか)」に合わせるかのように、当日の朝から雪が舞い落ちてきてバンドを応援してくれるかのようでした。
そして審査員の講評では「エネルギッシュで部員が同じ方向を見て曲を作っている」「オリジナル曲ですか?歌詞が切なくてエモーショナル」「これは青春の思い出の一曲としてこれでいい。自分の高校時代を思い出しました」等のお言葉をいただきました。
『雪華』歌詞

舞い降りては染み込んでいく      霙混じりの雪が落ちる

花のように枯れてゆくもの       同じ日々にもう帰れない

 

弱りゆく小さな心も          季節残して静かに途絶えた

 

初雪がこの街に「色」落としても    変われない僕だけを置き去りにして

悴んだ指先を温めていて まだ     ここで

 

時は傷も癒せないこと         気づいてはただ恐れていた

眠さ堪え目を擦っても         白い雪は今を知らない

 

優しくて素直な想いが         星に成るにはあまりに若くて

 

透き通る夕闇に明日を描いて      澄んだ目で呟いた、夢のまた夢

懐かしい言の葉を拾い集めて      この空へ

 

さよならが途切れてくあの日のように  靴紐に絡みつく雪を見ていた。

鮮やかな色のまま散らばっていく

 

もう、終わって

 

この街が溶けた時、醒めない夢も    濡れた目も、冷えた手も

うつつに滲む

 

叫んでも叫んでも届かぬ声を      ただ 笑って くれ

 

 

前大会よりも間違いなくレベルアップした無心の演奏に胸が熱くなりました。どこかで演奏をお披露目できたら嬉しいです。
遠方まで応援に来てくださった保護者の方々、前日にもエールをくださった学校の先生方に感謝申し上げます。